東神田ジャンボリー @ noya op フクモリ
〜夏の終わり、東神田に奏でる夕涼み〜
このエリアに、良い空気が流れているコトに気付くイベントでした。
とはいえ、もう過去の事に触れるのも、あまり自然では無い時期ですね。
しっかりとした金額で、人が集うイベントが出来るエリアだということを、ある一面として証明してくれたと思っています。
飲食店のインテリアも、メニューも、値段も、一般的な金額で対抗できる力のある人達が、もう入って来て、気付けば僕らが弱気に見えてしまう瞬間さえありますね。笑
今回のイベントは、生音ライブが心地よい時間と空間を作り、会場も良い感じの方々で埋まっています。ざっと、120名は越えていたでしょうか?
「noya op」は倉庫を改装した物件。アクセサリーのショップになっています。
最低限のデザインで、当時の倉庫としての残像を上手く取り入れられ、道路に面する一面ガラスの境界は、室内と街とを静かな空気感で繋ぎ、自然と街並に溶け込んでいます。
一方「フクモリ」は、自然光も明るい、人の温かさを感じるカフェ定食屋さん。
山形の食材を上手に取り入れ、平日の昼過ぎも人が集う空間です。
どちらも街に影響を与えていると感じるのは、来場するお客さん達を見た時。
ファッションにどことなく、クリエイティブの自由度を感じる人達が多い。
ここに、一つのカルチャーとしての拠点が動いていることを、目に見える形で感じるのです。
複数のショップやギャラリーが出来、雑誌に特集を受け、街を歩く人達の中に、様々な「面白いモノ毎に敏感な人達」を見かけたとしても、普段からの街並に散らばる程度でしたが、新たな人達の集う場に一歩足を踏み入れると、大きな変化に気付くのです。
う〜ん、思った以上に大きく動いているなと、強く感じる。
その象徴的な場が、今日のイベントだったと衝撃を少なからず受けています。