#Rolls-Royce HERITAGE #WAKUI_MUSEUM #AUTOMOBILE COUNCIL 2016 レポート

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王者の風格はその時代に合わせて強く主張すれど、時を重ねても全く色あせない個性が光っていた。


2016年8月5日(金)〜7日(日)まで、幕張メッセで開催された「#AUTOMOBILE COUNCIL 2016」の様子をランダムに振り返っていきます。


ロールス・ロイスの魅力はどの時代にあっても最新のクルマは常に王者の風格を背負っていることだと思う。この王者の風格って難しいモノで、一度背負ったら色あせてはいけないモノなのだ。時代が違うから、今は昔と違うから。時とともに日々変わりゆく時代の中で、一度でも「王者」を背負うなら言い訳は出来ない。そして常に王者であり続けなければいけない。王者も大変なのです。

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WAKUI MUSEUMの正面に佇むこの2台は写真からもオーラが伝わる。このクルマに乗る際には身だしなみも整える必要があるよね。クルマが乗る人を作る、育てる、成長させる。そんなクルマだと思います。

ロールス・ロイスは買えるから買うってクルマじゃ無い気がする。買う勇気は値段以上の、オーナーの生き様としての覚悟が伴うのです。

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このダッシュボードを眺める時、オーナーは何を思うんだろう。このクルマを手に入れる財力を持ったことを誇るのか、もしくはそれ以上の何かを噛みしめるのだろうか。オーナーにしか分からない世界があるなって、この内装を見た時に感じました。

試乗だけじゃ得られないモノをオーナーは得られる。これ深いんです。

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オーナーが眺める景色は、主にこちらかもしれないけれど。

でもドライバーズカートしてもロールス・ロイスが見直されてますよね。少し前には、ドライバーズカーはベントレーと言われていましたが、ロールス・ロイスにはロールス・ロイスの魅力があるものです。

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このレストアの一角は面白かった。これは日本で生きるロールス・ロイスが得られる技術。ロールス・ロイスの風格を支える技術。国を越えて時間を越えて繋がる国とブランド。そして人。

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しかし、元の塗装状態がなんとも悲しい。蘇る時を待ち遠しく思う佇まいでもありました。現状ではご隠居さんという感じでしょうか。早く調子を取り戻して、オーナーを育てて欲しいものです。

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ということで、一連の展示車両を紹介しておきますね。

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おや、こんな1台も。シートがカワイイですね。洒落てる。

Photo by TORII