自動運転は法定速度のストレスを超えられるか。

Over 47M miles driven on Autopilot, the more you drive, the more we’ll learn #Tesla #Autopilot #cars #electric

Teslaさん(@teslamotors)が投稿した動画 –


これから自動運転が一般化されてくる未来に於いて、自動運転は制限速度のストレスを超えることができるか?と考える必要もある。

現状では基本的に40km/h道路を40km/hで走るクルマは流れを乱す。警察でも制限速度の1割増くらいを推奨することは多い。それでも実際は1割増以上の速度で流れが出来上がっていて、それに合わせることで流れもスムーズな道は多い。

自動運転が流れに乗るのであれば、制限速度を常識の範囲内で超えることが求められる訳で、プログラムで定義するのは難しい。制限速度に対して何キロまで越えて良いとプログラムすることが出来ないから。正確な数字では示しにくいアナログの曖昧さに頼っている現状があるからこそ、ここは新しく生まれる問題だったりもする。

結局目視で確認する自動車の速度メーターなんて曖昧なものなので、人間が運転する限りはある程度の幅があるわけだけれども、機械でプログラムが制御するとなると、その定義が出来ない。ほぼ正確な速度を読み取ることができるからの課題。

では、街中で自動運転のクルマが一般化したらどうなるか?もしかすると、40km/h道路を40km/hで走るクルマに対するストレスは無くなるかもしれない。何もせずに目的地に着くのだから、ナビの到着時刻通りに動けばそれで良い。電車と同じ扱いで、尚且つ到着時間についても正確さは精度が上がっていくだろう。

結局ドライバーが抱えるストレスなんて、人間がドライブするからこそ生まれるものだから、それが無くなれば40km/h道路を何キロで走ろうがストレスは無いのだと思う。そこで大切なのは自動運転機能を持たないクルマと、それを運転するドライバーの扱い。正しく共存できる幸せなクルマ社会は迎えられるだろうか。