2008年1月〜2月にかけて、奇才Marc CARO監督によるドキュメント「ASTROBOY IN ROBOLAND」の撮影のサポートをさせて頂きました。
お誘い頂いたのは、今回CAROさんの友人でもあるEtienne Barralさんから。
Etienneさんとは、何度かお仕事をさせて頂いていますが、今回の様な形は初めてです。
結果からお伝えするならば、とても勉強になる時間を過ごさせて頂きました。
「ASTROBOY IN ROBOLAND」:(NHKより引用)
50年以上前、手塚治虫が生みだした「鉄腕アトム」。この究極のロボットには科学の未来が詰まっていた。そして、21世紀。「鉄腕アトム」に影響を受けた子どもは科学者となり、人間と同じような能力を持つ人間型ロボットの開発に挑んでいる。番組ディレクターは映画「ロスト・チルドレン」「デリカテッセン」で監督を務めたフランスの奇才マルク・キャロ。斬新な演出で日本のロボット開発最前線に迫る。
番組データ
・原題:ASTROBOY IN ROBOLAND
・制作年:2008年
・国際共同制作:NHK/Les Films d’Ici(フランス)
ドキュメントの撮影ということで、時間との絡みがとても重要でした。更にはフランスの方が半数を占めるグループでの移動。皆さん日本での生活も長いので、サポートをさせて頂く上での戸惑いはありませんでしたが、人に対する気の使い方、細やかさ、製作に対する気持ちの現れなどに、普段日本人だけのチームでの動きとの違いを大きく感じました。
無駄な緊張感は無く優雅さがある。無理はしないが、可能な限りのベストは尽くしまくる。結果的に今までに見ない形で、最高の状態に保つ様に、身体も自然に動き出す様な感覚でした。
コミュニケーションの形など含め、このプロジェクトに同行させて頂いた際の経験は、多くが今も生きています。
具体的に弊社は、移動のドライバー、現地での細かな調整、細々とした裏方でサポートする立場として徹する形です。(普段の活動でも様々な手配をしています!)
取材先を巡り、撮影部分のみのサポートでしたが、NHKで放映された際には、CAROさんの奇才ぶりを体感することとなりました。
弊社スタッフも放映を一緒に見ましたが、同行していないスタッフながら興奮する映像であるのですから、同行スタッフは撮影現場を知っているからこその衝撃を感じています。
今回の機会を活かし、海外チームの撮影など、積極的にサポートしたいと考えています。
自動車や運転手の手配から、各種交渉、関係書類作成なども実績がございますので、お気軽にお問い合わせください。
Astroboy in Roboland 「アトムの世紀 〜夢のロボット開発に挑む科学者たち〜」
A film by Marc Caro
Producer Serge Lalou | Les Films d’Ici
Author Etienne Barral
Cinematography Yuichi Nagata
Sound Daisuke Fujioka
Editing Jérome Lefdup
Executive Producer Laurent Duret